PAO(フェイシャルフィットネス)を使い始めて、半年が過ぎました。
5ヶ月の頃、子供から「顔シュッとした?」と言われた話 を書きました。あれから、変わらず続けています。

半年やってみて、引き締まりは、確かに感じています。でも最近、ちょっとした“頭打ち”と、半年越しの“勘違い”に気づきました。今日は、その正直な話です。
先に言ってしまうと ── 顔の筋トレは、たるみ対策の”主役”ではありませんでした。続けてきた私が言うので、間違いないです(笑)。
じつはPAOの前、半年ほど”素手の顔体操”をしていた
PAOの話の前に、白状しておきたいことがあります。
PAOを買う前、私は半年ほど、道具を使わない”素の顔体操”をやっていました。「あいうえお」と大きく口を動かす、頬を思いきり膨らませる、ムンクの叫びみたいな顔をする ── そういうやつです。
しかも、家でやる時間がなくて、通勤中、誰も見ていない時間帯に、一人でこっそりやっていました(笑)。今思うと少し恥ずかしい。
でも、半年続けても効果はよく分かりませんでした。それで「もっとしっかり負荷をかけたい」と思って、PAOに移ったんです。
これ、私が7年以上やってきた体の筋トレと、まったく同じ流れでした。自重(素手の顔体操)で物足りなくなって、負荷(PAO)に上げる ── いわゆる漸進性過負荷(だんだん負荷を上げて、体を慣れさせないようにする筋トレの基本原理)です。自宅トレの記事 でも書いた、私の体に染み付いた考え方でした。
半年で、確かに引き締まった
今は、最大の負荷で、30回・30回・50回。出勤前の歯磨きのあとに続けています。
半年使ってみて、頬が引き締まってきたのは、鏡を見ると自分でも分かります。
「筋肉が付いた」と言うよりも「引き締まった」のほうが近いかな。かと言って、ゲッソリする感じでもなく、シャープになった感じ。
正直、表現が難しいです。でも、悪くない変化だと思っています。
でも最近、”頭打ち”を感じている
ところが、最近ひとつ引っかかっていることがあります。
もう最大の負荷なのに、回数を増やすことしかできず、だんだん負担を感じにくくなってきたんです。
これ、筋トレを長くやってきた身には、よく分かる感覚です。負荷に天井が来ると、あとは回数を足すだけになって、効きが頭打ちになる。いわゆるプラトー(停滞期)です。自己流トレをAIに採点してもらった記事 でも、同じ”負荷の上げ方”の話が出てきました。
そこで、ふと欲が出ました。「もっと鍛えれば、たるみも防げるんじゃないか?内部の筋肉を鍛えれば」と。
…じつは私、5ヶ月の記事でも「内部の筋肉を鍛えるのは自然な流れ」と書いていました。だから今回も、ごく自然にそう思ったんです。でも、念のため調べてみたら ── ここで、半年越しの勘違いに気づきました。
「もっと鍛えればたるみも防げる?」を調べたら、答えは「ノー」だった
正直、ちょっとショックでした。たるみの主な原因は、筋肉の衰えではなかったんです。
調べて分かった、たるみの本当の原因はこちらでした。
- 真皮のコラーゲン・エラスチンの減少(ハリ・弾力が落ちる)
- 皮下脂肪の下垂・骨の縮小(顔を支える土台が弱る)
- そして最大の犯人 ── 紫外線(光老化)。UVが真皮まで届いて、コラーゲンを壊す
筋肉は、主役ではありませんでした。さらに、表情筋トレについて、こんな指摘も見つけました。
- 顔の筋肉を動かすこと自体は、血行促進・むくみ軽減には効く。でもたるみ・シワの根本改善を保証するものではない(過度な期待は禁物)。
- ⚠️ むしろ、表情筋は「皮筋」=皮膚と直接つながっている。強い力で皮膚を引っ張る顔体操をやりすぎると、シワやたるみが”悪化”する懸念もある。目安は週2回・1回1〜2分程度。
…これを読んで、ヒヤッとしました。私が「回数をどんどん増やしていた」のは、たるみ対策としては、むしろ逆向きだったかもしれない。(PAOは口でくわえて使う”噛む負荷”の器具で、指で皮膚を引っぱるような顔マッサージ・顔エクササイズとは別物です。ただ「増やすほどいい」わけではない、という点は同じです。)
5ヶ月の記事で「内部の筋肉を鍛えるのは自然な流れ」と書いた自分に、私はこう言いたい。発想は分かる。でも、たるみに関しては、賭ける場所が少しズレてたよ、と。
※たるみの感じ方や原因には個人差があります。気になる症状がある場合は、皮膚科など専門家にご相談ください。
じゃあ、たるみに本当に効くのは何か
調べた答えは、地味でした。UV対策(日焼け止め)・保湿・レチノール。この3つです。
面白いのは ── これ全部、私はもうやっていたんです。
- 日焼け止め:たるみ予防の最大の柱(光老化を防ぐ)。ランニングでも使っているビオレUV で、毎日。
- レチノール:塗る成分の中で、真皮のコラーゲン生成を促すエビデンスがある数少ない成分。私は ANUAのレチノール を夜に使っています。つまり「コラーゲンを増やすケア」も、じつはもうやっていたんです。
- 保湿:化粧水・クリームで、毎日。使っている一式は 1ヶ月で揃えた8アイテムの全記録 にまとめています。
「たるみ対策、何か新しく足さなきゃ」と焦っていたけれど、主役は、もう手の中にありました。足すより、続ける。いつもの結論に、また戻ってきました。
※「飲むコラーゲン」「塗るコラーゲン」はどうなのか ── これはこれで誤解の多いテーマなので、別の記事でじっくり書きました(飲む・塗るコラーゲンを検証した話)。
まとめ ── 体は「鍛えるほど効く」、でも顔は「やりすぎ注意」だった
半年PAOを続けて、引き締まりは感じています。続ける習慣としても気に入っています。だから、やめません。
でも、たるみ予防の決定打ではなかった。むしろ、回数を増やしすぎない方がいい。これが、半年使った私の正直な結論です。
体の筋トレは、基本「やればやるほど」効く。でも顔は、「やりすぎ注意」だった。同じ”鍛える”でも、別物だったんです。
アンチエイジングは、欲が深い分、宣伝に踊らされやすい。現に私も「もっと鍛えれば」と欲が出ました。でも、立ち止まって調べてよかった。たるみ対策の本命は、地味にUVと保湿とレチノールを続けること。派手じゃないけど、それで十分みたいです。
ちなみに、私が半年使っているのは MTG PAO セブンモデル(ブラック)です。たるみの決定打ではありませんが、”続ける習慣”と”引き締まりの実感”のために、これからも使っていくつもりです。
参考にした主な情報源
- かわい皮膚科「たるみの原因とは?」
- 大正製薬「肌のたるみを引き起こす原因は?」
- ポノクリニック東京「表情筋トレーニングの効果は嘘?シワが増える理由」
- 椿クリニック「顔筋トレのやりすぎはシワになる?」
- 北海道科学大学「レチノールとは? 期待できる効果やポイント・注意点」(真皮でのコラーゲン生成促進について)
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