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水をたくさん飲めば、肌は潤うのか ── 便秘予防で水を飲んできた私が、AIと勉強した記録

コップの水を見つめるシフトと雪だるまのちぇる(水分補給と肌・水のテーマ) 🤖 AIと勉強した記録
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人間の体の約60%は水分――そう聞いたことがある人は多いと思います。

私自身、水はけっこう意識して飲んできました。といっても、肌のためではありません。便秘予防のためです。

一人暮らしをしていると、どうしても食事のバランスが崩れがちです。そうなるとよく便秘になることも。

ずっとトイレに篭りたくはないですし、水分を摂取することで改善されると聞いてからは、意識的に補給することにしています。

いつから続けているのか覚えていません。ここ数ヶ月の話ではなく、数年前から生活に取り入れています。

例えば、朝一は常温の水、コップ一杯からはじまり、日中は30分に一度水分補給をしています。

冬の目覚めの一杯は、温めて飲むようにしています。温めて飲むことは、感覚的に便秘にも一定の効果があると感じています。

トイレは近くなりますが、なんか体の水分が循環している感じになるので、気持ち的にもいい感じ(笑)。

最近スキンケアのブログ記事を書いて、ふと思いました。これだけ水を飲んでいるなら、肌にも何か良いことが起きているんじゃないか?「水を飲めば肌が潤う」って、よく聞くし――。

少し期待を込めて。

そこで今回も、3つの疑問を立てて、AIと一緒に勉強してみました。

  • ① そもそも、体の水分ってどうなっているのか
  • ② 水をたくさん飲めば、肌は潤うのか
  • ③ じゃあ、結局どう飲めばいいのか

先に、結論を言ってしまいます。

水が足りていないなら、肌にも体にもよくない。これは確か。でも、すでに足りている人が、さらにたくさん飲んだからといって、肌が劇的に潤うわけではなさそう――調べて見えてきたのは、そんな、ちょっと地味な現実でした。「肌の潤い」の”本体”は、じつは飲む水とは別のところにあったんです。

① そもそも、体の水分ってどうなっているのか

ちぇる
ちぇる

体の60%が水って言うけど、それって誰でもずっと同じなの?

水分の割合は、歳とともに減っていく。これ自体は、なんとなく知っていました。むしろ「だから意識して水を飲もう」と思って続けてきた部分もあります。

  • 新生児:約80%
  • 成人:約60%(女性は約55%)
  • 高齢者:約50%前後

(厚生労働省)。歳を取るほど、体は少しずつ”乾いていく”。アラフォーの私には、なかなか刺さる数字です。

でも、ここで私の勘違いが一つ、見つかりました。「水をたくさん飲めば、この減少を抑えられる」と思い込んでいたんです。

シフト
シフト

意識して水を飲めば、この”乾いていく”のは食い止められるんじゃないの?

調べてみると――残念ながら、ほとんど食い止められない、というのが答えでした。理由は、この減少の正体にあります。

体の水分が減るのは、「飲む量が減るから」ではなく、主に体の中身(体組成)が変わるから。歳とともに筋肉が減り、脂肪が増えていく。じつは筋肉は約7割(およそ72%)が水分でできた、水をため込む組織。逆に脂肪は水分が少ない。だから筋肉が減ると、体全体の水分の”割合”も下がっていくんです。

しかも体は、水分の量をかなり厳密に調整しています。多めに飲んでも、余った分は尿として出ていくだけ。”飲みだめ”して割合を底上げする、ということはできません。

じゃあ、何が効くのか。筋肉を保つことです。水分は筋肉に蓄えられるので、運動で筋肉を維持することが、体の”乾き”への本当の対策になる。私が自宅で筋トレを続けてきたのは、はからずも、ここにも効いていたのかもしれません。

ちぇる
ちぇる

えっ、じゃあ意識して水を飲むのは、意味がないの…?

いえ、それは別の意味で大事です。歳を取るとのどの渇きを感じにくくなるとされていて、気づかないうちに水分が足りなくなりやすい。だから「意識して飲む」習慣は、“割合を上げるため”ではなく、”脱水を避けるため”に効いてきます。私が便秘予防で続けてきた習慣も、その意味では、ちゃんと理にかなっていました。

シフト
シフト

なるほど。…じゃあ”脱水を避ける”には、結局どれくらい飲めばいいの?やっぱり1日2リットル?

ここで、もう一つ面白い数字が出てきました。1日の水の出入り(水収支)です。

成人が1日に失う水分は、約2.5リットル(尿・便で約1.6L+呼吸や汗の「不感蒸泄」で約0.9L)。これを補う”入ってくる側”の内訳が、こうなっています。

入ってくる水分(成人・安静時の目安)
食事に含まれる水分 約1.0L
体内でつくられる水(代謝水) 約0.3L
飲み水 約1.2L
合計 約2.5L
厚生労働省「健康のため水を飲もう」推進運動より(安静時の目安・暑い日や運動時は増える)

注目は飲み水=約1.2リットルというところ。よく聞く「2リットル飲もう」は、食事に含まれる水分(約1L)も合わせた”総量”の話で、コップでゴクゴク飲む量としては、1.2L前後で足りる計算になります。「毎日きっちり2L飲まなきゃ」と気負わなくてよかったんだ、と少しホッとしました。

※もちろん、暑い日・運動した日・汗を多くかいた日は、その分多く必要になります。あくまで安静時の目安です。

② 水をたくさん飲めば、肌は潤うのか

ちぇる
ちぇる

で、本題。水を飲めば飲むほど、肌は潤うの?

ここが一番知りたかったところ。結論から言うと、「足りていない人には効く。でも、足りている人がさらに飲んでも、肌の潤いはそんなに変わらない」。これが、調べた範囲でいちばん正直なところでした。

手がかりになりそうな研究が一つありました。ある研究(健康な若い女性49人を対象・2015年)で、ふだん水分が少なめだった人たちに1日2リットルの水を1ヶ月足したところ、肌の水分量が上がったと報告されています。ただし――もともと十分に飲んでいた人では、効果はずっと小さかった。そして、肌から水分が逃げる量(蒸発)は、変わりませんでした

※これは若い女性49人を対象にした1つの研究で、アラフォー男性の私にそのまま当てはまるわけではありません。「足りない人が補うと改善しやすい/足りている人は伸びにくい」という”傾向”として読むのが正解だと思います。

シフト
シフト

つまり…自分みたいに普段から水を飲んでる人間が、もっと飲んでも、肌はそんなに変わらないってこと?

たぶん、そういうことです。ちょっと拍子抜けですが。

そして、もう一つ大事な数字。「肌の潤い」の正体です。肌のいちばん外側「角層(かくそう)」の水分量は、健康な状態で約20〜30%。乾燥すると、これを下回ります(日本化粧品技術者会)。

ここがポイント。この角層の水分は、飲んだ水が直接届くわけではなく、肌のバリア機能(水分を逃がさない働き)や、塗る保湿(化粧水・クリーム)で保たれています。

ちぇる
ちぇる

え、じゃあ「肌の潤い」って、飲む水の話じゃないの…?

そうなんです。「体の水分」と「肌表面の潤い」は別の話。飲む水は”体の土台”をつくるもの。肌表面の潤いは”角層と塗る保湿”の担当。役割が、きれいに分かれていたんです。(※角層・バリア機能・ターンオーバーの意味は メンズスキンケア用語集 にまとめています)

💧
飲む水
体の中へ
血液・全身の水分
🧴
塗る保湿
肌の表面へ
角層の潤い
「飲む水」は体の中へ、「塗る保湿」は肌の表面へ。潤いを届けるルートが、そもそも違う。

③ じゃあ、結局どう飲めばいいのか

シフト
シフト

正直に言うと、自分は1日1.2リットル以上、水を飲んでいる。…じゃあ、その”余り”は、ただ尿に流れているだけ?なんだか、ちょっとさみしいな。

その気持ち、よく分かります。私も最初、そう思いました。でも――”余り”は、決してムダではありませんでした。理由は3つあります。

  • 「余裕」になる:必要量ギリギリだと、少し汗をかいたり動いたりしただけで足りなくなる。少し多めは、いわば安全マージン(余裕)です。しかも①で見たとおり、歳を取るとのどの渇きを感じにくくなる。だから”少し多め側”にいるのは、むしろ賢い。
  • 素通りしているわけではない:飲んだ水は、血液を巡らせたり、体温を調整したりと役目を果たしてから、最後に尿になります。出ていくこと自体は、体がちゃんと回っているサインです。
  • 私には、便秘予防という目的がある:これは”美肌”とは別の、自分にとって確かな理由です。

ただし――「多ければ多いほどいい」ではないのも事実。極端な大量摂取は、かえって体に負担になることもあります(まれですが)。あくまで”適度に多め”が、ちょうどいいようです。

だから、水をしっかり飲む意味は、ちゃんとある。ただ、目的を”美肌”に置くと、たぶんがっかりする。“体の土台を整える”と捉えると、しっくりきます。

調べて、自分なりに納得した飲み方は、こんな感じです。

  • 一気にではなく、こまめに分けて(一度に大量に飲んでも吸収しきれず、尿で出ていきやすい)
  • のどが渇く前に(渇いたと感じた時点で、すでに軽い水分不足のサインとされます)
  • 季節で意識を変える:夏は熱中症予防でしっかり/冬は汗が減るぶん「飲んでいる感覚」が薄れて、かえって不足しがち。意識して飲む
  • 「飲む水」と「塗る保湿」は別腹:潤った肌がほしいなら、水をがぶ飲みするより、化粧水・クリームで水分を”閉じ込める”ほうが直接的です

※「水をたくさん飲んでデトックス」「老廃物を流す」といった言い方もよく聞きますが、科学的な裏づけがはっきりしない俗説的なものが多いので、この記事ではその表現を使っていません。

まとめ ── 水は「潤いの素」ではなく「体の土台」

今回いちばんの収穫は、「水を飲む」と「肌が潤う」を、切り離して考えられるようになったことでした。

  • 体の水分は加齢で減る(約80%→60%→50%)。足りないのは、やっぱりよくない。
  • でも、足りている人がさらに飲んでも、肌の潤いは劇的には変わらない(ある研究で見られた”傾向”)。
  • 「肌の潤い」の本体は、飲む水ではなく 角層・バリア・塗る保湿
  • 水を飲む意味は、”美肌”より “体の土台”。こまめに、渇く前に、季節で調整。

「水をたくさん飲めば美肌になる」――この何となくの思い込みを、ちゃんとした数字に置き換えられたのが、今回いちばん面白かった。

そして私はこれからも、便秘予防のために水を飲み続けたいと思います(笑)。肌のためではなく体のために。それで十分だと、今は思っています。

参考にした主な情報源


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